狭小スペースの前庭

「コナラとサワラを組み合わせた狭小スペースの前庭」

北中植物商店の施工事例


千歳烏山の住宅。

大きな開口が特徴の住宅。それぞれの窓に、雑木の幹のラインを際立たせていくことが、ポイントとなっています。

自然界にあるサワラの山は人工林ですが、そこから麓へと下りてくるとコナラなどが生えていつ雑木の里山があると想像出来ます。それがサワラとコナラを組み合わせたひとつのストーリーと思っています。

また、木と木の間に空間を作って、高木を入れない間をつくり、そこには山石を組んだあいだにヒメウツギやシロヤマブキなどの低木を配しています。

山の景色の一部を切り取ったような姿をイメージして植栽しました。

主な樹木・植物
コナラ・サワラ・シロヤマブキ・ヒメウツギ・オシダ・ノシランなど。

※建築設計:山野井靖建築事務所

この記事を書いた人

北中祐介

北中祐介

造園家。1978年生まれ。三重県伊賀市出身。
夫婦で営む北中植物商店の「庭部門」を担当。
東京都三鷹市・武蔵野市を中心とした、東京近郊のお庭の手入れ、雑木を使った自然風の庭づくり、また戸建住宅や店舗などの外構設計、施行、管理を行っております。野山の木を使って庭づくりをしています。お庭のことならお気軽にご相談ください。